税理士紹介による銀行借入についてのワンポイントアドバイス

投稿日:2018年12月8日(土)


銀行員は税理士を信頼している

銀行員は、税理士からの紹介による借入を「安心」します。

なぜなら、銀行員は中小企業の大半が粉飾している(数字をごまかしている)と思ってるからです。
もちろん銀行員に聞いてみても、そうだとは絶対に言いません。ケンカになるからです。しかし、辞めた銀行員はみんな言っています;;

実際、世の中はその通りであります。

税務署提出の貸借対照表を実態の貸借対照表に直してから、融資を検討するのが銀行のルーチンワークです。
税理士が紹介するということは、粉飾していないことの証明になるのです。

融資希望額満額を通すためには・・・

仮に粉飾している場合、税理士はその中小企業を銀行には絶対に紹介をしません。
そんな企業を紹介してしまえば、その税理士の信用がなくなります。
銀行出入り禁止になるときもあります。

さらに税理士主導の借入は、この中小企業について、その税理士はグリップ力が高い、すなわち隅々までその中小企業の数字上のことは知っていると銀行員は判断します。
その結果、粉飾していない更なる証明となりますので、借入希望額満額で融資が出ます。
反対に不明な点があれば、銀行は借入額満額の5割~8割しか出してくれません。

経営者の人となりも確認してもらえる

昨今は、聞きたい、知りたいことがあっても個人情報保護の観点でなかなか、銀行も聞き出せないことがあるのです。その中小企業がどんな人なのか実態を掴むのが難しいのです。
そういったことも含めて税理士から聞いて不明点、不安点が無くせているのであれば、銀行は安心して借入希望額満額を出せるのです。